日本語を読み解こう。の巻

日本語の意味を深く考える

 

 

 

こんにちはー。春休みだと思ってうかれてたら、悲しい事件ばっかりです。

 

いきなりですが、「けりをつける」の「けり」って何か分かりますか?

「けりをつける」かー。ま、ほぼ漫画でしか見ない(貴様との因縁に今ッ・・・、けりをつけてやるっ!的な、)死語?なんだけど、調べると・・・

 

昔の短歌とかには、文末に「けり」をつけることがあった。

<例>(百人一首から、分かりやすく表記を改めた)

 

山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあえぬ 紅葉なりけり

 

嵐吹く 三室の山の 紅葉葉は 龍田の川の 錦なりけり

 

逢いみての 後の心に くらぶれば  昔は物を 思はざりけり

 

 

つまり、何かに区切り、終わりを付けるということらしいです。

 

 

 

それと気になるのは、「人一倍」。使い方としては、「あの子は人一倍頑張っているのよ!」みたいな。「他の人より」って意味だけど、「一倍」っていうのは、かける1だから、何も変わらない?いやいや、これも検索。

 

江戸時代までは「倍」に2つの表しかたがあり、それは「倍」と「層倍」。

たとえば「倍」は「×2」、「層倍」は「×1」を意味し、
「×2」は「倍」か「一倍」、「二層倍」と表現した。

しかし「層倍」の表現は、日本独特のものであり、複雑でわかりにくかったために、明治時代以後「西洋式数学」が使われるようになると、「層倍」の考え方が普通になって、「二層倍」の意味として「二倍」と表現するようになり、現在の考え方に至っています。

だから、「人一倍」という表しかたは、「倍」と「層倍」を分けて使っていた頃の名残で、「人の二倍」という意味になります。

 

 

 

さようならッ!